映画『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』
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笑福亭鶴瓶(『ディア・ドクター』) × 綾野剛(『そこのみにて光輝く』) × 小松菜奈(『渇き。』)

introduction

原作は精神科医・帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作『閉鎖病棟』(新潮文庫刊)。 丸善お茶の水店の「感動のあまりむせび泣きました…」というPOPが共感を呼んだ累計85万部を超える作品。 『愛を乞うひと』『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督が映画化を実現させた。 各世代を代表するキャストによる愛しき人間味溢れるアンサンブルと、日本映画を支える実力派、個性派が珠玉の人間ドラマを生む。 そして、主題歌は爽やかな歌声を響かせるK。「光るソラ蒼く」を書き下ろし、エンディングを温かく包み込む。 生きづらさを抱える人々に贈る「優しさ」が現代に一石を投じる。

story

長野県のとある精神病院。 死刑執行が失敗し生きながらえた秀丸(笑福亭鶴瓶)。 幻聴に苛まされるチュウさん(綾野 剛)。 DVが原因で入院する由紀(小松菜奈)。 三人は家族や世間から遠ざけられながらも心を通いあわせる。 彼らの日常に影を落とす衝撃的な事件はなぜ起きたのか。 それでも「今」を生きていく理由とはなにか。 法廷で明かされる真実が、こわれそうな人生を夜明けへと導く―――。